テレビ電話
昔はテレビ電話がある生活を、遠い未来の夢のような感じがしていたのですが、気がつけば現在はテレビ電話がどんどん普及しているんですよね。遠い未来と思っていたことが現実になっているのです。
テレビ電話が利用されていることを知っていても、現在のテレビ電話事情はどのようになっているのか、どのように利用されているのかはあまり知らないという人も多いのではないでしょうか。現在のテレビ電話はどのようなものなのでしょう。
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テレビ電話とは?
これまでの電話は、音声のみでやり取りすることしかできませんでした。
テレビ電話は、音声だけでなく相手の顔を画像で見ながら話をすることができるのです。
基本的には電話にカメラとモニターがついています。
この「テレビ電話」という言葉は、鉄腕アトムで使われたことで広く知られるようになりました。
当時からテレビ電話は人々にとっての憧れだったのですね。
初めてテレビ電話が作られたのは1970年の大阪万博の頃でした。
当時は実験的なもので、電話回線ではなくテレビ電話専用回線が使用されていて、まさに試作段階だったのです。
一般向けにテレビ電話が商品として発売されたのはそれから17年後の1987年のことでした。
ほとんど静止画像に近く、白黒だったのです。
21世紀に入り、通信速度が高速になり、ようやく実用的なテレビ電話が作られるようになりました。
現在のテレビ電話はカラーですし、動きも滑らかです。
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テレビ電話の種類
現在のテレビ電話は、これまでの固定電話だけでなくさまざまな媒体が使われています。
ISDNテレビ電話
固定電話をテレビ電話として使う場合はISDN回線が必要になります。
ISDN回線はもともとテレビ電話の使用を想定されている回線でもあります。
企業でのテレビ電話会議やテレビ番組で使用されているテレビ電話の多くもこのISDNテレビ電話が使用されています。最近はISDNではなく、ADSL回線のみの家庭もありますが、固定電話を利用してテレビ電話を使いたい場合はISDNが必要です。
携帯でテレビ電話
代表的なのはFOMAですね。携帯のテレビ電話の技術もかなり進歩して、滑らかな動きになってきています。
FOMAのテレビ電話の中には、自分の顔を映したくない場合にキャラクター画像を代替として利用できる機能もあります。
IPテレビ電話
数年前から利用されるようになったIP電話にテレビ機能をつけることによって、IPテレビ電話が実現されました。
IP電話はインターネットを利用したテレビで、同じネットワーク間では通話料がかからない場合もあります。
光ファイバー回線でのテレビ電話であれば、相手の画像の動きはガクガクせず、違和感はありません。
スカイプを使ったテレビ電話
スカイプはインターネット電話の一種で、P2P(ピアツーピア)というシステムを利用しています。
サーバーを介せず、直接他のユーザーと会話ができるものです。
スカイプはソフトをインストールしてマイクをパソコンにつなげればすぐに利用でき、またソフトも通話料も無料ということもあり、爆発的に普及しています。このスカイプは、同時に5人との会話ができることで、ちょっとした会議などにも頻繁に利用されています。
そして、スカイプにはテレビ電話の機能もつけることができるのです。
テレビ電話機能のプラグインをインストールして、自分のパソコンにカメラを取りつけると、スカイプをテレビ電話としても利用することができます。私や友人もスカイプを利用していますが、遠方の友達や家族と気軽に無料で会話できるのはとても便利ですよ。
単身赴任の家族との毎日の会話に利用している人もいます。
テレビ電話として使えば、相手の顔や表情が見えるので安心感がありますよね。
テレビ電話の普及率はどのくらい?
技術が一気に進んだテレビ電話は、現在は誰でも使える状態になっています。
しかし、テレビ電話の普及率はまだ高いとはいえません。携帯電話やテレビ電話会議などの一部では利用されている程度です。
テレビ電話会議は、遠方の支店や会社同士がわざわざ出張して集まることなく、テレビ電話会議で効率的に仕事をすすめることができ、コストもかかりません。しかし、家庭でのテレビ電話普及率はまだまだなのです。
その原因として考えられているのは、機械の使い方の不安や利用料金、そして相手もテレビ電話が利用できる環境でないと使えないことです。また、テレビ電話そのものに慣れていないので、敬遠してしまう人も多いようです。テレビ電話は価格面では普及していてもおかしくないのですが、心理面で敬遠してしまっている人が多いのです。女性の場合、家に帰って化粧を落としてからテレビ電話で会話をすると素顔で会話することになりますよね。また、テレビ電話だと自分の顔だけでなく、後ろの部屋も見えてしまいます。テレビ電話には、プライバシーが守りきれないという問題点があるのです。
今後のテレビ電話には、電話がかかってきてすぐに映像を送るのではなく、自分で映像を送るかどうかを選択できる機能が必要になります。プライバシーをどのように守るか、心理的部分を解消すればテレビ電話は家庭にも普及していくでしょう。
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